BMW 130車検整備とABS修理で入庫していただきました。
ABS修理に関しては、弊社基板修理事業を展開していますので部品交換でなく、オーバーホールでコストを下げます。
修理するABSユニットです。
ユニットを外す時にフィルターを外します。
枯葉と泥で詰まっている場合は掃除をします。
こちらが詰まったままだと雨がエアコンフィルターの入り口を伝って車内に浸水する可能性があるのでこまめに掃除を進めします。
ABSユニットが取外せました。
こちらをオーバーホールします。
続いて車検整備をします。
走行距離が少ないために交換する部品はあまりありませんでした。
エンジンオイルは1年に一度は交換をお勧めいたします。
大きなトラブルを防ぐためと、オイルの減りやすいお車に最適です。燃焼して消費しないようなオイルをBMWさんが開発しました。
オイルフィラーに装着するSSTでオイルを注入します。
BMW 130のオイル量はオイルフィルター同時交換で 6.5ℓです。
エアコンフィルターがかなり詰まっていたので交換します。
エアコンの効きにも影響、古いままだと室内の匂いもホコリやカビをそのまま通すので衛生的に定期的な交換をお勧めいたします。(約1年)
整備完了後、車検ラインのセクションに入ります。
排ガスのテストをします。
CO HCの数値は優秀でした。
CO 0.01
HC 0
続いてサイドスリップテスターです。
こちらもほぼ0で優秀です。
車検に受かる基準値はIN OUT 5です。
続いてヘッドライト光軸調整です。
スコープを覗いて車両の正体を合わせます。
オプションでついているレーザーも参考になります。
レーザーボタンを押すと十字のレーザーが照射されます。
エンブレムと室内のバックミラーのセンターを合わせます。
右側に30cmとかなりずれていました。これでは対向車が眩しくなります。
黄色い枠の真ん中に入っていれば基準値以内で車検ラインに合格できます。
最後に車両の運転者にお知らせする機能CBSの項目を設定します。
エンジンオイル、ブレーキオイル、車検、点検、の項目を調整して終了です。
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