『すごっいです』偉そうですがここまで綺麗だとユーサー様を褒めてあげたい!
BMW E36 車検整備の入庫です。
ABSランプ点灯しており、ABSユニットは修理完了しました。
続いて車検整備に入ります。
まずはこちらのカバーを外します。
イグニッションコイルを外します。
イグニッションコイルのカプラーがOBD20ピンのカプラーの横にあるので外します。
エア抜き接続部のクリップを外します。
シリンダーヘッドカバーのボルト15個を外し、シリンダーヘッドカバーを外します。
カバーは固着して硬い時があるのですが、ゴムはんまで軽く振動を与えながらじっくり外してください。
ゴムハンマなどで少しずつ振動を与えてあげれば外れます !! 諦めないで、頑張って!! ^^
メンテナンスバッチリの良いコンディションのエンジンです!!
ヘッドカバーに汚れスラッジなどがあまりなく、カムシャフトなどにも汚れがないのでこまめにオイル交換をしていてコンディションが良いエンジンです。
お客様も大事に乗られていたようなので、メンテナンスをバッチリしていた模様です。
ここまで綺麗いだと、気持ちよく回るエンジンだと思います。
新しいタペットカバーパッキンを取り付けて、ボルトについているパッキンも交換します。
前側2箇所、後ろ側4箇所にエンジン用の液体ガスケットを薄く塗ります。
ヘッドカバーガスケットを外します。
硬い場合は、先端が丸くなっているガスケットリムバーを使います。
ガスケットリムバー
先端が丸くなっておりガスケットを外す際に傷つけないようにするSSTです。
一部外れればあとは手で引き抜きます。
新品のヘッドカバーパッキンを取り付けます。
タペットカバーの締め付けトルクは約10N
ユーザー様も『エンジンはよく回るので楽しい』をおっしゃっていたので、改めてオイル交換の重要性を感じました。
弊社のデモカーでZ4Mクーペの10万キロの車両があるのですが、オイル交換の頻度が多いためにこちらもエンジンは絶好調です!!
今回BMW E36のこのお車は、車検、ABS、オールペンを実施する予定で全てが正常、綺麗な状態に戻ります。
今後は更にこまめなエンジンオイルの交換をされると思います。
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